世界は深い藍色

日記、雑感、音楽

こわい

仕事がひと段落するたび悪意に押しつぶされそうになる。助けて。

 

久々ウィークデー外に出突っ張りで仕事してみてわかった。

 

人間、仕事が面白い人たちばかりしゃない、というかイヤイヤの人たちの方が多いのだろう。週末しこたまお酒を飲みながら憂さ晴らしをする訳だ。

話術と気遣いと教養、ユーモアがあれば飲み話も誰も傷付けずに楽しくできるのかもしれない。例えば、職場の人と話す時距離感を考えて仕事のありがちな失敗談で共感を得て盛り上がるとか、レアなケースで相手の話もひきだすとか、あるいは天気みたいな当たり障りないことでお茶を濁すとか考えずに皆身についているはずのことだと思う。だけど、多くの人は共通項がないとき自虐で笑わせるとか、趣味語りや、テレビのたわいない話なんかで、適当に話を盛り上げるような、そんな能力は意外とないらしいので、身近な人間のことを話題にする。うまくユーモアにできないまま誹謗中傷、噂、作り話で場を繋ぐ。

とりわけ頭の悪い酔っ払いはそれを独自の解釈で悪意や誤解の尾ひれをたっぷりくっつけて聞いた事実みたく横流しするわけだ。

善意の第三者風に「こうらしいよ、ひどいねー」なんてさ。

そう、こういう鬱屈した週末の構図が浮かんで見えたワケ。

ツイッターのタイムラインが週末の夜混雑して皆憂さ晴らしのテンションと承認欲求が交錯して、楽しいことをわざわざ楽しいといい、辛いことをわざわざ辛いという。

そして、原因をほのめかしたりぼんやりと言い回しをして誰かの気をひこうとしてる。 

 

自分もそんな愚かな一員なのだけど、ボタンのかけ違いなのかはたまたボタン穴などないところになにか引っ掛けようとでもしていたのか、急にくるっと色々なことがひっくり返り悪意が多方向から向いてきて、厳密にいうと多方向から向いていると思わせる巧妙な言い回しをされて、それが、最高の効き目で俺を殺している訳で、

いまや、そこから抜け出そうと常駐するところをこちらに変えたワケ。

 

もう気にもせず見る気もしないことばかりだよ、こわい、と言い放たれた俺が言うのは、申し訳ないですけど、僕もあなたたちがこわいです。