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真夜中、いまや、くだらない、って吐き捨てて済ませてしまいたい感情のみ、モヤモヤと。
本当に大好きなことを踏みにじるあの人のことが大好きだ。
情けないことに今も。
だけど終わりにしなきゃ何も手につかない。仕事もやるべきことも生活も成り立たない。
それくらいの気持ちを僕は沢山伝えたけど、そして、一番大事よ、って言ってくれたことを信じていたけど、
確信めいて感じるのは、一番楽しいこと一番好きな人を前にしたら彼女は僕が横で泡を吹いて倒れていても見向きもしないであろう、正真正銘の確信。
前から知っていたけどそれでも好きになった。
バカバカしい悪口やワガママな身勝手理論も頷いて、味方でいたい、好かれていたいなんて思っていた。
くだらない意思と違う中傷を口にする痛み。そんなものまでまとめてのしかかってくる。
色々終わらせたり遠くに行かなければならない。
大切にしてくれる人を同じように大切にしたいと思ってきたけど、
感情はぜんぜんままならなくて、考えてみたら、大切にしてくれる誰かをさしおいてもズタズタにされるような人を大切に思ってしまっていた。
明日から気持ちを変えよう。どうせ次の楽しみのつなぎに僕になにかを求めてくるかもしれないけど、同じことを何度も繰り返した。
僕ももうわかったよ、君のやり方。
このような気持ちの奥のこと想像もしないだろう、おもしろがるだけだろう。
さようなら。ほんとうにさようならと思ってしまったよ。